日帰借景

2014年07月24日(木)  天下布武 , 完食記録 , 日帰借景

この夏、はじめて青春18きっぷを使って向かったのは滋賀県大津市だった。

関ヶ原の合戦の後、徳川家康が藤堂高虎に命じて作らせた膳所城を訪れた。

今は整備されて公園となっているが、雰囲気があっていい。

本丸跡にしばし立っていたら汗が噴き出して凄まじかった。

琵琶湖が巨大な堀となっていて勝手に当時を創造するだけでもワクワクした。

駅に戻る途中で膳所神社へ立ち寄った。

表門は膳所城の本丸大手門で重要文化財だ。

状態はかなり厳しかったが、当時をしのばせる趣があった。

北門も膳所城の城門を移築したものだった。

膳所本町駅の駅舎も木造で個人的にはたまらない好物だった。

京阪電車で唐橋前駅へ向かった。

日本三名橋のひとつである瀬田の唐橋へ行った。

ロケーションの良さに誘われて喫茶店でランチを食べたがハズレだった。

噴き出す汗を拭いながら長浜城へ向かった。官兵衛展が開催されていた。

今日の〆は、翼果楼の焼鯖そうめんと焼鯖寿司。相変わらず絶品だった。

2014年01月4日(土)  天下布武 , 日帰借景

青春18きっぷがまだ残っていたので細野さんを誘って三重方面へ向かった。

快速みえと近鉄を乗り継ぎ、まず最初は藤堂高虎の津城を攻めた。

見上げれば快晴だが、冷たい空気が凛とした雰囲気を醸し出していた。

やはり石垣には柵があると風情の欠片もなくなる。ここで落ちる人もいない。

この犬走りを見ていたら今治城へ行きたくなった。年内には攻めようと思う。

3度目の松阪城は御城番屋敷から攻めた。末裔による解説が興味深かった。

本居宣長旧宅の解説を聞くのも2度目となるが、さらに感慨深くて堪能した。

松阪駅から約1時間で亀山駅に到着した。因縁の亀山城へと向かった。

前回、登城した際には大改修工事中で外観すら見ることができなかった。

今回は、閉館5分前に多聞櫓内に滑り込みで入ることができて安堵した。

今年も健脚な城めぐりを楽しめる予感がした。新たに30以上はめぐりたい。

2013年12月26日(木)  天下布武 , 完食記録 , 日帰借景

モーレツに寒いが、青春18きっぷを使って福井方面へ行こうと思い立った。

案の定、寒かった。ただ、北陸本線の車内シートは熱過ぎた。

歩いて5分ほどで福井城へたどり着いた。

見事な石垣だが、残念なことに城内に県庁が鎮座している。

本来は、凄まじく立派な城郭であったことが分かる。

石垣の上から堀を眺めてみた。少し孕んでいる部分もあった。

以前、テレビで見たので是非とも確認したかった井戸だ。

福の井。

そして案の定、今日も人っ子一人いなかった。

福井震災で崩れたままの天守台石垣。その被害の大きさを感じた。

風は冷たかったが、同時に古の心地良さを肌で感じた。

どのような天守が建っていたのかと妄想しまくった。

そして若干、空腹感を覚えた。

天守台から御廊下橋を見下ろした。

御廊下橋は、明治初期までかかっていた木橋をほぼ忠実に復元したものだ。

木の香りが何とも言えずいい。

総ヒノキの橋は屋根のおかげで色褪せることなく、美しい姿を保っている。

おそらくもう訪れることはないだろうからジッと眺めていた。

福井城を後にし、北ノ庄城を目指して歩いた。

貴重な北ノ庄城の堀跡だが、それ以外に何も残っていないのが寂しい。

柴田勝家の男気のようなものを感じ取った気がした。

燃えていなければ他を圧倒するような荘厳な城であっただろうに。

見吉屋で越前おろし三昧を食べた。これだけで満腹になった。

その後、北の庄城址資料館のスタッフから教えてもらった養浩館へ行った。

なかなかの庭園でしばしボーっと眺めていた。

しかし、ここもほぼ貸し切り状態だった。

固定資産税はいくらかかるのだろうか?という純粋な疑問が頭をよぎった。

池の錦鯉も腹が立つくらい優雅に泳いでいる。

一句ひねりたいところだが何も浮かばなかった。

この後、隣接する博物館で福井を堪能した。いい一日だった。

2013年12月24日(火)  天下布武 , 日帰借景

すこぶる快晴だし青春18きっぷを消化するためにも掛川方面へ向かった。

新所原で天竜浜名湖鉄道に乗った。

これで最初の目的地である二俣城へと向かった。

天竜川は美しかったが車窓が汚れていた。こまめに洗ってもらいたいものだ。

21駅目の二俣本町駅で降りた。当然のように無人駅だ。

地図も看板もなかったが、なんとか二俣城へ辿り着いた。

ひっそりとした場所に天守台を確認した。歴史がよみがえる瞬間だった。

案の定、人っ子一人いない。

石垣はその当時からあったものなので武将たちも触っているに違いない。

そう思うと居ても立っても居られなくなり、そこら中を触りまくった。

実に見事で美しい石垣だ。これだけでも2時間は潰せる。

天竜川を天然の堀にしたのだろう。

風は冷たく強かったが、天守台からの眺めは絶景だった。

二の丸で栃木から来た男性としばし立ち話をして二俣本町駅へ戻った。

天浜線に乗り、終点の掛川を目指した。

1時間で掛川駅に着いた。掛川城の登城はこれで3度目となる。

天守最上階から隣接する御殿を見下ろした。素晴らしい御殿だ。

現存する御殿としては理想的な規模だろう。無性に川越城へ行きたくなった。

やはり落ち着く。時計の針が止まるかのようだった。

空気は冷たいが、なぜか温かい気がした。しばしボーっとした。

掛川城を後にし、鰻を食べるために浜松へ向かった。のんびりした旅だった。

2013年12月19日(木)  完食記録 , 日帰借景 , 水族列伝

青春18きっぷを使うのが主たる目的で鳥羽水族館へ向かった。

11時半頃に付いたので、まずは吉平で汐ラーメンを食べた。

3分くらい小雨が降ったが、すぐに晴れた。鳥羽水族館までぶらぶら歩いた。

アマゾン館で赤が強いピラルクーをずっと目で追っていた。

平日の真っ昼間なのでジュゴンのセレナをほぼ独り占めできた。

ボーっとナポレオンフィッシュを眺めていたら首が疲れた。

そろそろ伊勢うどんでも買って帰るか。来週は掛川か奈良のどちらかへ行く。

2013年09月10日(火)  日帰借景

今日が青春18きっぷの使用期限だった。城めぐりではなくぶらっと出掛けた。

無理に遠出しても疲れるだけなので到着した先は蒲郡。曇り空で涼しかった。

竹島をゆっくり歩いたら汗だくになった。汗が潮風と混ざって気持ち悪かった。

2013年08月27日(火)  天下布武 , 日帰借景

突然に青春18きっぷで一人旅をしたくなった。ぶらっと向かった先は岸和田。

米原から大阪までずっと座って来れたが、膀胱がパンパンで爆発寸前だった。

岸和田駅から歩いて8分で到着した。復興天守とはいえ威風堂堂としている。

観光客どころか、地元民さえもいなかったので一人で隈なく見ることができた。

今月に入ってから1回目の城めぐりなので問答無用に素晴らしく感じてしまう。

何か特別なことがない限り二度と訪れないだろうから舐めるように見ておこう。

天守最上階からの眺望は素敵だった。淡路島や明石海峡大橋も確認できた。

天守前に広がる諸葛孔明の八陣法をテーマにした「八陣の庭」が目を引いた。

2013年07月22日(月)  天下布武 , 完食記録 , 日帰借景

このところ仕事で引きこもり状態だったので鉄道・城めぐりに欲求不満だった。

青春18きっぷもあることなので手っ取り早い赤穂城を目指すことに決定した。

凄まじく暑かった。炎天下の中、黙々と歩くと三の丸隅櫓が正面に出現した。

右手にある大石神社を通り過ぎると赤穂城の正門に着いた。さらに暑かった。

おいおい、いくら暑いといっても誰もいないのか?と極めて微妙な心境だった。

公式スタンプも本丸櫓門下にチェーンにつなげられてひっそりと置いてあった。

人ごみや雑踏が大嫌いだが、ここまで物理的に一人きりだと不安すら覚えた。

大石神社内の義士宝物殿に入った。さすがに本物を前にすると重みを感じた。

庭園内に自販機があったので数年ぶりにファイブミニを買って速攻で飲んだ。

最後に駅構内にある麺坊で赤穂塩らーめんを食べた。私にはあっさり過ぎた。

2013年04月16日(火)  天下布武 , 完食記録 , 日帰借景

「生まれ変わったら滋賀県民になりたい」とは思わないが、11番目に好きだ。

ちなみに、8番目が石川県で35番目は和歌山県だ。安土駅に初めて降りた。

レンタサイクルを使おうか歩いて行こうかと悩んでいるうちに安土城に着いた。

信長らしいと言えば信長らしいが、石仏まで大手道の石段に用いられていた。

信長公本廟、つまり信長の遺品などを埋葬してある場所だ。少し涼しかった。

そのような場所の前にスタンプ台が設置してあるのもどうかと思ったが押した。

想像を掻き立てる天主跡。なぜか安土城だけ「天守」ではなく「天主」と記す。

確実に信長も眺めた絵だが、「←スズメバチの巣注意」という看板にびびった。

山の中腹には、その当時から建っていた荘厳な三重塔が静かに垣間見えた。

二王門も当時からのものだが、夕暮れは怖くて98%私は歩くことはできない。

その後、燦燦と降り注ぐ紫外線を全身に浴びながら「信長の館」まで歩いた。

館に入るや否や立派だった。「これが現存していたら…」と感慨に耽っていた。

せっかくなので文芸の郷レストランで「安土御膳」を食べたが今ふたつだった。

2013年03月30日(土)  天下布武 , 日帰借景

期限も近づいてきたことだし、最後の青春18きっぷを使って長篠城へ行った。

快晴の土曜日ということもあり、本丸周辺には満開の桜を見物する客がいた。

27歳くらいの2人の女性が「長篠の戦い」について真剣な表情で話していた。

豊橋へ帰る途中、飯田線ゆえのアクシデントで85分間も止まったままだった。

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